猫は自分が一番偉いと思っている、なら次に偉いのは誰かを分析してみた。

以前にも書きましたが、猫は簡単に言う事を聞きません。
ほぼ欲求の赴くまま、自分中心に行動しているわけですから
人間を自分より下に見ている可能性はかなり大きいんじゃないかと考えます。

同居している人間に順位を付けると言われている猫が、
自分の次に位置する人間に対してどんな行動をとるのか。
我が家のけんきちを例にとって分析してみます。

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家族構成と役割

まず、我が家の家族構成と見た目です。
旦那・身長175㎝で、太っていて髭ありの、強面。
私・身長165㎝、やや太めの丸顔。
1匹と2人の家族になりますので、ようは旦那と私のどちらが上かと言う事です(笑)
どっちでも良いじゃないかと思われるかも知れませんが、
猫は人によって接し方をどう変えるかが気になったので書いていきます。

旦那の役割

基本的に世話はしません。
暇を見つけては、しつこくいじり、猫が嫌がって噛みついたり、
蹴ったりしても止めません。
喧嘩遊びだと言い、毎日の様にかまっています。
遊び係です。

私の役割

朝、晩の餌やり、トイレ掃除、世話全般。
1日2回おやつをあげ、夜におもちゃで遊びます。
世話係です。

それぞれに対する猫の行動と反応の違い

1日を通して、猫はどんな行動と反応を見せるのか。
同じ事をしていても、異なった反応をするので
細かく書いて行きます。

旦那に対しての行動と反応

朝、会社に行くときはドアの所まで走っていき、ドアが閉まるまで見ている。
帰ってくると、車の音でわかるのか寝ていても起きて出迎える。
帰って来てすぐは、足にすり寄り甘えているが、5分程で落ち着くのか、
その外は甘える事はほとんどない。
ここまではほぼ私にも同じ行動をしますが、
喧嘩遊びがしたい時は、旦那の太ももにしがみついて蹴りを入れます。
「遊ぼうぜ」のサインだと思われますが、私には一切しません。

旦那ほ良く夜中に起きてテレビを観るんですが、たまに膝に乗るんです。
私の膝の上に乗ったのは、家に来て初日だけですからね。

私に対しての行動と反応

朝寝ていると、お腹が減っているのか、起こそうと色んな手段をとる。
走り回りそこらじゅうの物を落とす。
私の体の上を走り抜けたり、蹴ったりする。
起きると走り寄ってゴロゴロ喉を鳴らす。
これは、私からしか餌を貰えないのをわかっているからこその行動だと思われます。

出かけようとする時、お風呂に入ろうとする時、寝ようとする時、
必ず足に噛みついてきます。
これは旦那には一切やりません。
ひとりになるのがつまらないのか、遊び足りないのかだと思われます。

夜寝る時は、ほとんど私の足元で寝ています。

これらの行動からわかった事

一般的に餌をあげている人に一番なつくと言われており、
やはり、私が2番目だなと感じていました。
子猫の時に2回程旦那に思い切り叱られた事があります。
飾っていた置物に登り、危ないからと注意しても聞かず体を掴まれて
大声で怒られていました。(置物は後にどかした)
耳をぺしゃんこにして、両手を顔の前に持ってきてニャーニャー鳴いていました。
そんな事から、旦那には恐いイメージを持っているのかも知れません。

私はやめてよねと言う位でそうは怒りません。
なので、きっと私はお母さんみたいな存在なので甘えたり、
いないと寂しくて噛みついたりわがままに出来るのかなと結論付けようとしましたが、
ある日驚きの行動を目にしたのです。

けんきちの身に起こった一大事

それは去年の10月。
去勢手術を終えて帰ってきた日の出来事です。
麻酔が完全に覚めておらず、歩くのもフラフラでした。
大人しく寝ていればいいものを、テーブルの上に登ろうとし
ジャンプが出来ず落ちてしまったのです。

いつもの様に歩けない、ジャンプも出来ない。
これはおかしい、何か変だと、生命の危機を感じたのだと思います。

次の瞬間、フラフラになりながらたどり着いたのは旦那の膝の上。
膝の上で静かに寝始めたのです。

ホエっ?

変な声が出てしまったのを覚えています。
とても心配だったのと、なぜ旦那の膝の上に乗っているんだーと。
夜も、旦那にぴったりくっついて離れようとせず、朝まで寝ていました。

次の日、何もなかった様に元気になり、と同時に、旦那にぴったりくっついて
寝る事はしていません。

結果

総合的に判断すると、私が2番目だと言いたい所ですが、
生命の危機に遭遇した時に助けを求めたのは旦那でした。
少し恐いけど、大きいし頼りになると認識したのでしょうか(笑)

その都度、これはこの人、これはこの人とちゃんと役割を理解しており、
順位など付けていないかもしれませんね。
自分が一番は確定で、後は同じなんじゃないでしょうかね。

あえて順位を付けるとすれば
2番は旦那。
3番は私でしょう。
お父さんの威厳を守ったという事で、良かったです。

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